2014年1月 のアーカイブ

1月6日

2014年1月23日 木曜日

仙台まではやて。そこからバスで追波川。茅葺きの熊谷さんと担々麺を食べる。中新田のお餅屋さんと出会う。尾崎で焼きがきを食べる。いろんなことを聞く。
翌日、東北工大の菊池先生たちと合流、雄勝のスレート屋根の家を確かめて走る。仮設の食堂での吉次という魚の唐揚げ定食美味。よるは大須の民宿泊まり。

1月5日

2014年1月23日 木曜日

大工の息子が川越に行ったことがないというので行く。7年前までこの近くの大学に勤めていた。私は大学おちこぼれ。喜多院、大正ロマン通り、蔵の町並みを歩く。息子も蔵の豪華さに驚いた模様。屋根がすごいよ。小川菊が荘並んでいなかったので初鰻。きゃあ、日本の食べ物でこれほどおいしいものはないと思うがな。
日本に二人といない、ノコギリの目立て屋の伊藤さんをお訪ねする。腕のよい職人さんはいきいきしてみな目がきれいだ。それでももう後継者はいない。オリンピックなんかに金を使う暇があったらこうした国宝級の職人を守り、存続を保証すべきだ。大工がいい仕事をするにはノコギリの目立て職人が必須、伊藤さんは「いい目を建てるにはいいヤスリが必要だがその職人がいない」という。宮大工の仕事も面白い、いい仕事だがゆったり家庭を持つほどの収入はない。施主の寺社はけっこう裕福な暮らしをしているというのに。変なこの国。

1月4日

2014年1月23日 木曜日

葛西臨海公園にできるカヌー場反対をしている自然愛好家のグループと交流のため現地へ。
こんなすばらしい公園を東京都は作っていたんだ!!! できた頃熱帯植物園を見に来たくらいだが、四半世紀のうちに干潟ができ、森ができ、生物の宝庫となっていた。これをどうして壊すの! カヌースラロームは渓流でやるものなのに、条件を一定にするために人工で作り、しかも真水を1秒に13トンおとす、その水は真水でなければならないので遠く荒川かどこからか運んでくるんだってさ、how stupid!

1月2日

2014年1月23日 木曜日

現在、日本郵政と係争中のため、年賀状はすべてメールにする。
31日の東京新聞、一面で国立競技場問題。やるねえ。
幼稚園時代の親友と今年こそハワイに行こうと約束する。南太平洋の暖かい島に行きたい。
ずっといっていないタイ奥地やミャンマーにも行きたい。横関さんのいるセネガルにも。

1月1日

2014年1月23日 木曜日

母のところで新年会。30日夜に龍口酒家にとりに行った中華おせち、相変わらずすべて手作りでおいしい。これでこのお値段とは。アワビもフカヒレもあまり子どもたちは食べないので大人でぱくぱく。秘密保護法から国立競技問題まで、まじめに話し合う恒例の行事でした。

12月31日

2014年1月23日 木曜日

せっかく大工の息子が出雲大社から帰ったのに、毎日友達と忘年会だそうで、一日娘と家の掃除、協力しない息子二人への恨みはつのるばかり。仕事する私のそばで編み物をする娘は「お茶でも入れましょうか」「うん、お願い」とまるで夫婦。11時に千駄木でサンドさん夫妻と待ち合わせ、鐘撞きツアーに繰り出す。よみせ通り、谷中銀座、養福寺、諏方神社、全生庵、妙行寺とまわり、あちこちで甘酒やお酒をいただき、野池さんにもあえた。妙行寺から玉林寺を抜けた前、善光寺坂に谷中バールがあり、ここでホットワインなどを飲んで正月をことほぐという、すばらしい元旦を迎えることができた。そういえばこの店のあたりに望月桂のへちま屋はあったのではないか?

12月28日-30日

2014年1月23日 木曜日

千葉の浪花の海の見える家にいく。行き、刺身じゃないところでお昼を食べようと無国籍レストランに行ったらカレー屋さんだった。そのおかげで店の前に、森鴎外「妄想」の石碑と林芙美子の石碑を見ることができ、けがの功名。鴎外は妻と母の不和の緩和のため、ここ房総の日在(いまのいすみ市大原)に別荘を造った。近くに親友賀古鶴所の別荘鶴荘があり、彼の紹介であったこの家を鴎荘と名付けたが、忙しくてなかなか来られなかったとも言う。
林芙美子のほうは最初の恋人、島の男に振られたあとここにきて海を前に泣きに泣いている。振られるのが怖くて失恋もなかなかできなかった私は、この芙美子の正直さを尊敬したくなる。
29日にはアメリカの友人サンド夫妻もみえ、「当分ここで遊べますね」と励まされ、もう少しがんばってみようか、という気分になった。

12月27日

2014年1月23日 木曜日

白山駅前にできた眼科と婦人科に行く。近くて便利。インターネットの評判には心ない悪口が書かれていた。一回行ってこういうことを書き込むのは営業妨害だと思う。
夕方緊張してジュリーのコンサート。友達が取ってくれた席だ。大昔の少女たちが一緒にとんだりはねたり歌ったりするのは楽しかった。でもトイレは長蛇の列。国立競技場についても同世代の友人たちは「女性用トイレをたくさん作るようにいってね」という。これは「コンサートの途中で行きたくなるか心配、そのときトイレが長蛇の列じゃないか心配、いまのうちに行っておかなければ心配」といった心配の悪循環で起きる現象である。私は今回、長丁場に耐えられたのでちょっと自信がついた。それにしても退場はものすごく時間がかかった。ザハの案ではトイレと入退場はどういうことになっているんだろう。

12月26日

2014年1月23日 木曜日

神宮外苑近くに住むマンションの住民の方と懇談。道がつぶされることでどんな影響があるか? 目の前にできる壁のようなスタジアムから家がのぞかれないか? 日照はともかく、風害などは予測できない。そもそも70メートルの起点はどこか、起伏がある土地なので相当違ってくる。コンサート時の周辺は中に入らないファンでもあふれ、歩けないくらい。臨場感あふれるコンサートも年に2度なら我慢できるが年に12回の予定とは、と心配していた。

12月22日-24日

2014年1月23日 木曜日

一日正岡子規についての新しい連載で苦闘。図書館でいろいろ調べたところ、既にたくさんの論考が書かれているのを知り、何が新しく付け加えることができるのか? 悩む。
24日、クリスマスイブだというのに、娘と新しくできたジンギスカン焼きの店でビール。靴を買いに行くという娘に「クリスマスプレゼントしようか」というと、「いくつだと思っているの? 子供の頃にいってほしかったな」と逆襲され自爆ネタであった。