〇「暗い時代の人々」亜紀書房ウェブ 「あき地」をお読みになってください。

暗い時代の人々 – 古在由重と唯物論研究会(上) | ウェブマガジン「あき地」
参院選と誕生日が重なってしまうなんて。選挙結果がおそろしいですが、抵抗の手段はまだあります。
昨日、丸山真男と古在由重の対談を読んでいて、戦前、無産政党がいくつもできて、お互い誹謗中傷しあって、統一戦線ができずにみんながうんざりするところが出てきました。今と同じだな。
東京選挙区でトンデモ候補を担いだ社民はもうおしまいです(もうとっくにおしまいになってるか)。
特攻隊の青年を「モッタイナイ」と書きましたが、同じようにもったいなかったのは、侵略戦争に反対するため自覚的に戦って、虐殺された岩田義道、小林多喜二、獄中死した戸坂潤や三木清です。特攻隊賛美をよく聞くのに、こちらは忘れ去られているかに見えます。それで亜紀書房のホームページ「あき地」に「暗い谷間の人々」について書いています。読んでいただければ嬉しいです。
他に反軍演説の斎藤隆夫(ゴルゴ13じゃないよ)、山川菊栄、竹久夢二、山本宣治、フランソワと土曜日など書きました。
最近は山宣のファンです。性科学者というのが前は解せませんでしたが、今はわかります。彼は労働者の学習会の講師を務める中で、いかに多産多死に、貧乏人の子沢山に、苦しんでいるかを知り、避妊法を普及したいと思った。日本は少子化ですが、資源を考えると、これでも人口は多いと思います。三人も産んですみません。
歳を自覚しつつ、ゆったりと老いていく……。
そうしたいです。このパソコンも古くなってすぐ、作業マークが出てきちゃうんですが、まるで自分みたい。あれこれ一緒にやろうと思うとすぐ混乱して、パニクる。はい、再起動して、一つずつ片付けます。これから京都。走って行って新幹線に飛び乗るのはやめて、トランクはエレベーターに乗せて、慎重に歩きます。