9月23日

清水さんから、オリンピックと財政について面白い資料。

「1896年第1回のアテネ大会、7万4000ドル(当時)のつもりが44万8000ドルに膨む。この時からギリシアの財政危機は始まる
1924年パリ大会、収入見込みが半分の549万6610フランしかなかった。
1976年モントリオール大会、予算1億2000万カナダドル、決算9億2200万カナダドルこのためにタバコ税を上げる。市債の完済に30年かかる。
1980年レイク・プラシッド冬季大会
78年の報道で既に予算は8000万ドルから1億5000万ドルへ超過、
オリンピック終了後、レイクプラシッド市(住民3000人)は600万ドルの負債を抱え、債権者は1600人に及んでいた。すでに連邦政府から9000万ドルの支援を受けていた
1992年アルベールビル冬季大会、フランス政府はインフラ建設に10億ドルを投入、ほかにスポーツ施設建設に1億8900億ドルしたものの、見込んだほどのツーリストは増えず政府は6700万ドルの損失を負う。
長野は運営費などは帳簿90冊を焼却したことから不明。
1800万ドルを招致に使ったとしているが、6600万ドルに近い数字だろうと言われている」