11月3日 タイスキを食べる

赤毛のアンシリーズを再読するのが今の楽しみ。大昔何度も詠んでいるので、おお、覚えているよ、この台詞という感じ。でもあれだけ美しく優秀で想像力もあって大学で文学士になったアンは結局ギルバートのお嫁さんになって終わりか。がっくり。少女の頃憧れた幸福な家庭は今となってはぞっとしない。マリラやリンド夫人の目になっている自分。「赤毛のアン」はアボンリーの町づくりの話しでもあった。このところ何年もタイにいっていないので、コカレストランで娘とタイスキ。

帰り、三菱一号館、中央郵便局(もはや郵便局とは言えない)、東京駅、丸ビル、新丸ビル、工業倶楽部、銀行倶楽部と歴史的建造物コースを歩く。オフィス街が観光地になったのと、こんなに飲食店があって過当競争にならないのかに、ためいき。「ペニンシュラも出来たのよね」というと娘、「何それ、インシュリンみたいな薬?」