6月3日

たまっていたエッセイなどを書く。このところ、なくなった島森路子さんのことをずっと考えていた。会ったのは何回か。私より8歳うえだが、あんなに若く見えるきれいな人が亡くなったのが信じられない。若くして業界のスターであり、一時はテレビのキャスターをつとめたがそれはあまりにあっていなかった。委員をご一緒したことも3回あるが、忙しいのか欠席が多かったので、話したこともあまりない。書評委員会の忘年会に根津にいらした時も毛皮のコートを着ておられて世界が違うなあ、と思ったことだけだ。インタビューの名手だったとあちこちで書かれていて、そのうち読んでみたいと思う。彼女のインタビューするのはアーティストやクリエーターばかりで、私のような普通の市井の人ではないから、きっと手法も違うのだろうと思う。