11月9日

一日雑用。朝日から出す紀行文の手直し。遠野、屋久島、対馬などに行ったときのことを思い出し、懐かしく、会った人はどうしているか、手紙を出したくなる。近藤梅子さんの息子さんの近藤雅之先生から「これでビラ辰の子はみななくなりました。森さんに書いていただいたのを母は大層喜んで居りました。冥土の土産にしたでしょう。ありがとうございました」というお葉書をいただく。谷根千をやっていてよかったと思う瞬間である。杉並の浴風会でお話を伺ったことを思い出す。あそこは新宿中村屋の相馬黒光ゆかりの土地でもあった。