11月8日

町並みのコンクールのため,埼玉、藤沢を見学。埼玉は新宿のドンといわれた
実業家の広大な屋敷あとをすてきに和風の町にしていた。
しかしその周りには何の景観への配慮もない建て売りばかりの町が広がる。
格差社会というけれど景観格差も広がるばかりだ。
藤沢は鵠沼で少なくなって来ている松の木を保存する町並み。こちらも地価が高く、
この社会で成功した人しかすめない町だ。
帰り。藤沢に下宿するヒロシと久しぶりにあい食事。今年はものすごい就職氷河
期で、例年なら就職に強い彼の大学でもまだ内定の出ていない学生が多いと言う。本人はNPOをつづけようか迷ったが、専門性を持とうとどうにか法科大学院に引っ
かかった。どこの大学かなんて関係ないね、人間は、という認識に達しただけでも
成長が見られるというところか。