11月9日 天中殺、最後はアワビ付き

朝。クロワッサン誌が『千駄木の漱石』のインタビューにきてくださった。その後、歯科にいくも予約取れていないことが判明。ぐったりして動坂食堂に飛び込み、自らを慰めるため天丼を頼む。「ぱりぱりの穴子、ぷりぷりのエビ、しゃきっとした小松菜のみそ汁、調度いい塩加減の白菜の漬け物」に気を取り直し、午前中からビール片手に新聞を読むおじちゃんに癒される。あらまほしき人生。しかしこの日、どうも調子が出ず、約束を申し訳ないが日延べ。そこに石巻から魚が届き、結局家族で金目鯛の煮付けとホタテの刺身、アワビのバタ焼きを食べるという超贅沢な一日になってしまった。北上のジュリー横山宗一さま、ありがとうございます。横山さんの追分温泉は大人気旅館を震災後その日のうちに避難所にしてしまった稀有な例として感謝されています。石巻へ支援に行かれる方などはぜひご利用ください。
避難所となった人気温泉 石巻市北上町追分温泉にて[映像 谷根千]
【宮城】峠の湯 追分温泉 – 旅館復興サポータ制度『種』