9月2日 選挙の日

竹富では選挙カーも回ってこないんですね。というと「選挙カーなんか通らんでもみんな知っとるわ。全部票が読めとる。開票は翌日よ。離島から票を集めるから。
知事選なんかは八重山は1日先にやって石垣にチャーター船で持って行くよ、いちど波照間の便がでなくて、もう祝勝会をやっているようなときに票が届いたということがあった」とのこと。
たるりやの清水敏子さんに話を聞く。これまた壮絶な一生の物語。90というが70歳くらいに見える。
選挙は町並み館で。昨日までアンガマーで大変だったのに、今日は朝から夜7時まで。与那国光子さんは神司で、ドライバーなのにきょうは選挙管理委員。本当にお疲れさま。夕方、コンドイ浜で泳ぐ。篤さんがビールを持ってきてくれる。座るところも重たいコンクリートを持ってくる。私が動かそうとすると「動かないよ」と笑う。夕日を眺める。鷲のような雲、ピューマのような雲。大きかったのに、赤かったのに、だんだん灰色になって、遠くへ飛去ったように小さくなる。たるりやへいくが、ここも大変な込みようで、なかなか料理はでて来ない。篤さんの持ってきた新鮮な刺身でビール、ようやくでたのはチャンプルーが二品、でも90すぎの敏子さんが作ってくれていると思うとありがたくて。泳ぐとつかれて眠たい。調査をご一緒している家中さんは昌盛さんと一杯やりにに行った模様。