8月11日 幽霊画を見てすずむ

アフリカのセネガルから一時帰国中の横関さんと幼稚園以来の友人裕美ちゃんと、漆器の専門家の智ちゃんと4人で全生庵に幽霊画を見に行った。円朝のお墓と鉄舟のお墓におまいりしているときょうは落語協会の法要の日らしく、桂小三治さん、桂歌丸さん、こぶ平さんじゃなかった三平さんなどの姿も見え、虚無僧が笛を吹き、各自が扇子を火にくべて供養するところも見学できた。とにかく日本近代美術史の枢要な名前がほとんどあるんですな。今年は高橋由一の絵は展観されていなかった。かえりにイル・サーレでランチ、そこで出た話しによれば、今使っている電気の6割は灯りでなく動力、ICチップをそれにつけてコントロールすれば必要な時だけモーターを動かし、40%くらいの電力を節減できる、というのだ。ほんとうなら24パーセント、電力を使わずにすみ、原発はいらなくなるのではなかろうか? 詳しい人からの情報を待ちます。