6月26日 我々のゴミの焼却

北九州で瓦礫の広域処理が始まった。地域エゴではなく、綺麗な九州を日本人全体のために残しておく必要がある。放射能を恐れて沖縄に移住する人がいるが、沖縄の米軍基地の中にどんな化学物質があるかわからず、最近2度も墜落したオスプレイの普天間配備もすすめられている。原子力空母なども海峡を通っていて、海に何か排出していないともわからない。八重山は本島のような地上戦はなかったが、おおくの兵士を戦場に送り、マラリアで島民が亡くなったことは同じ。ここも台湾の使用済み核燃料の島が近いらしい。地球上どこも安全な場所はない。

ところでゴミ焼却所のあるあたりがどうも放射線値が高いような気がしてならない。

文京区や台東区は自区内に焼却所を持っておらず、他の区にお金をはらってお願いしているわけだが、なんとも申し訳ない気持ちがしてしまう。昨年10月には江戸川の処理場の飛灰で12390bqという高い数値がでており、他でも2000くらいはでている。また焼却灰の埋め立て規制値も100bqを今ではキロあたり8000bqまでゆるめてしまい、これを埋め立てたところは30年経つと住宅建設などもしていいことになっている。ほかにも以前は埋め立てていた汚泥なども高温焼却炉になってからそこで一部焼却しているというから、ずいぶん危険なことではないかと思う。

東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、広島の168倍のセシウムが空中に飛散したと言うことをもっと心にとめておくべきである。以上、環境ジャーナリストの青木泰さんの講演を聞きに行って、それから気になっている。