震災日録 2月21日 世の中なんかおかしい

川本眞理さんのくれたヒヤシンスが咲いた。今年のは白。いいにおい。
手帳をどこかに忘れて来てパニック。「じゃあもういいよ、どこにも行かなくて」とサトコ。それもいいなあ。うちのマンションが大規模改修に入り、ものすごい音で足場を組み、それを支えるために壁に穴をあけている。なんだか虫歯を治すのに穴をあけている感じ。でも大規模修繕なんてまだいらないんじゃないか、と言わなかった私にはいまさら何か言える義理はない。
東京中小企業家同友会文京区支部の小池一貴という人から、4月20日の講演は、別の人にも依頼してあって、お2人から承諾をいただいたが、今回はその人に頼むことになった、なにとぞご了承ください、というメールあり。これはビジネスの倫理を逸脱した下品なやり方だと思うが、こんなことが中小企業家の中ではまかり通っているのだろうか。
共同通信は母親が子どもを殺した容疑者の母子の写真を間違えたが、私のところへは源泉徴収票を私のと山根基世さんのをまちがえて送って来た。しかも留守中に家族にまちがった方を送り返すように伝言したそうである。まちがうことは誰にもあるが、その場合は私ならちゃんと謝りに行くな。前に別の社がまちがった時は対応が丁寧で、あとでお詫びに香水入れかなんか送って来た。今回はあまりに安易なやり方にあきれる。
読売新聞は2年くらいは、といった都内版の連載を半年で打ち切ったうえ、調べたら50万以上の原稿料を未払いだった。なんでこんなことが起るのか。連載中にも担当者は一度も会いにこなかった。一度くらいはお茶でも、といったのに「仕事で忙しいですから」というのは私の連載はしごとの範囲ではないと言うことか。
もうすこし、前向きなことにエネルギーを使いたいので、直ぐに忘れることにする。