震災日録 2月16日

昼、民主党の広報紙で有田芳生さん、取材に見える。議員になっても偉そうにならない珍しい人。しかし民主党に期待しているかと言われてもなあ。政権交代は大いに意義があり、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズもよかった。普天間県外移転、八ッ場ダム中止。そのとおりやってほしいが、そうなっていない。というしかない。しかし自民党に戻るのは絶対やだ。橋下の維新の会にもっていかれるのはもっとあぶない。社民、共産が政権とれるとも思えない、うーむ。
原発、基地、ダム、みんなおなじ利益誘導型の公共事業。ばらまきゃ地域はよくなるどころか自然と文化の破壊が進み、暮しはさもしくなった。来日したブータン国王夫妻が心を打ったのは「つつましくとも心豊かでしあわせなくに」だからだろう。交付金というシャブ漬けになった心を変える文化革命が必要なのだろう。息子が帰っていう。「ベトナム戦争をとめたのはジョン・レノンじゃないかな」。かもね。
夜は写真家の旧友とジャズ喫茶映画館で、ご主人との写真機のマニアックな話を聞きながら飲む。といったってカンパリソーダ。沖山秀子、いいおんなだなあ。