震災日録 1月4日 NHKに出たい町づくり?

とつぜん憶い出したこと。
地方の人たちはどうして赴任して来た中央のメディアの記者をあんなにチヤホヤするのだろう、と思うことが多い。会合にも参加費無料だったり。特に若い女性記者はおじさんがたにモテモテ(多少ひがみ入)。「記事に書いてほしいから」もあるらしい。「NHKの全国放送に出るのが夢」といった町づくり人がいる。うーん、さみしいナ。そして記者を甘やかしてだめにする。去年4月に、避難所になっている温泉旅館で4人の大新聞記者にあったが、ぼくたち支援部隊ですからと、さっさと部屋に引き取って寝てしまった。周りにごろごろ取材対象いるのになあ、もったいないことだ。
夜はH大のO先生が羽田から電話を下さって新橋で新年会。セシウムを土壌から除染するプロだというのに「被災地は補正予算がつくたびに我先にという研究者でいっぱい。僕は東南アジアの里山保全で大忙し」だという。これももったいないなあ。