震災日録 1月2日 人里離れた暮らし

帰って来た大工の息子は人里離れた多宝塔修理現場で、テレビもラジオもなく新聞もとっていないので、3日くらいは震災を知らなかったって。大工仲間でだれか、冗談で日本の首相が変わったよ、と言ったらみんなでウッソーといってふざけてたら、新聞見たら本当に変わっていたって。extremly local なのです。それもいいかも。消防士の友人がいて年末にあった。被災地に応援で行ったら火がボンボン燃えていて、おばあさんがでてきてあっちの方に30人以上まだいると指さすので、うそだろ、ちょっとおかしいのかな、と思ったが瓦礫を乗り越えて行ってみたら本当にいて、1人ずつ背負って救出したとか。2年ぶりに会ったのに、またさっさと現場に帰っていく。