震災日録 12月29日 週刊『金曜日』をお風呂で

郵便局と銀行へ行く。いろいろ支払い。年を越すにはお金がいるものだなあ。
冷え性を治すため、腰湯につかる。中で週刊『金曜日』のバックナンバーを1回3冊ずつ読むと額からぼたぼた汗が落ちる。いい記事は破る。永六輔さんの「無名人名語録」は相変らずおもしろい。「川辺川ダム。八ッ場ダム、徳山ダム。巨大な公共工事が『中止』『続行』『完成』と、それぞれ現状が違う点を問題にしないと」これは2008年11月21日号。八ッ場はいったん中止になったのに、つかの間の夢でまた『続行』になったのだからこの言の通り。「ダムのような公共工事の反対派の村や町を合併してしまうという手があったんですね」徳山ダムの場合、行政は市民に道をつけるなど公約をしたが、合併でその自治体がなくなり約束は反古にされた。志賀原発では猛烈に反対した富来町をはずして志賀町に原発はつくられたがその後、富来と志賀は合併、なんのことはない、反対派にとっては自分の自治体に原発はできてしまったことになる。