震災日録 11月17日 祝島の校長

上関原発に反対している住民の多い祝島の小学校の山本校長が辞表を出されたという。
実態を調べれば調べるほど原子力は安全でないことがわかり、安全宣伝の教科書を配布する文科省にも疑問を抱いた。校長会で「原子力・エネルギー教育について県教委の意見をお聞きしたい」と質問したところ、「TPOをわきまえない発言」と注意された。「校長は中立であるべき」ともいわれたらしい。中立でないのは文部省の方だ。山口県の校長会も県教委も最低レベルなことがこれで明らかになった。
娘によれば福島原発の内部写真公開などはTPPを騒がれずに推進するためのめくらましだという。普天間も八ッ場も原発にそっくりなのに、また事故が起きてからでないと目が覚めないのか。それとも「放射能じゃないから関係ねえよ」というのかな。八ッ場ダムのパブリックコメントを私も経産省に出した。しかし11月3日に130件だったパブコメが4日に5000件になったというのは、どんだけヤラセ? という意見あり。
久しぶりにツイッターをのぞいた。南で谷根千のおいしい店談義、西で高山宏ファンの盛り上がり、東はTPP、北は原発と八っ場ダム。多様性というかヘンというか。
今日は日帰りで千葉へ、地境の確定のため。うらうらするかがやく海を眺め、ビールをのんだらすごくいい気持ちだった。行き帰り、しごと。