震災日録 10月16日 北京の普通の町

朝、池のほとりで戸外で理髪師さんが髪を切っていた。梅蘭芳の記念館に行くも月曜日で休み。結局、またフートン巡り。2元でおいしいまんじゅうにありつく。餃子や麺は6元くらい。横町の食堂があるので一人暮らしのおばあちゃんなど食べにくる。
またなかなかタクシーとまらず、地下鉄は切符の買い方わからず。
竹下通りのようににぎわっている通りで双声という漫才をみる。みんなが楽しそうに笑っているのを見るとなんだか目頭が熱くなる。北京の人たちが楽しく暮らしているようなのがうれしい。テレビのニュースはあいかわらず要人の往来ばかりえんえんやっているが。まあバイアスと隠蔽は日本のジャーナリズムも同じ。
夜は家の近くの北京の食堂で水餃子、サンラータン、マーボー豆腐、ピクルズ。
燕京ビールは薄くて飲みやすい。餃子一つとってビールを飲んでいる楽しげなおじいさん二人をみてまた涙。北京の老人たちはなんだか日本よりはしあわせそう。