震災日録 8月18日 活性化でなく沈静化せよ

東京新聞によると去年8月に戸野広浩司記念劇場を根城に旗揚げした大衆演劇「若姫劇団」が一周年とか。あれ、台東区は所管外といっていた井上圭子さんが記事を書いている。東京新聞を応援する会としてはこういう記事も歓迎。しかし「谷根千活性化の仲間として認めてもらえるよう一層がんばりたい」という座長の言にはうーむ。谷根千はもう活性化より沈静化したほうがいいのになあ。すでに活性化しているところでなく、どうしてまったく活性化していない町で旗揚げしようとはしないのか。その方がパイオニアとしての誇りもあるでしょうに。

同日の読者欄を見ると、経産省の更迭幹部は早期勧奨退職あつかいで1000万円ずつ上積みされるらしい。被災者が家も職もない時に、これら税金泥棒の名前をよく覚えておきましょうね。松永和夫、寺坂信昭、細野哲弘の諸氏。「あなた方が失うものは大きすぎて、恐らく二度と取り戻せないことでしょう」と投書した菅野さんはいっておられるがそのとおり。納税者は忘れないよ。