震災日録 7月18日 なでしこジャパン

きのう、本郷鳳明館に泊まるというみんなについて、部屋で宴会のつづき。東向きのまぶしい光りに目が覚めてニュースを見ようとしたらワールドカップの中継中。なんとラッキー。後半戦、同点ゴールのところからみて、延長戦。絶対負けると思ってハラハラしていたら、あらららら、PK戦で優勝。突然、選手達が親しいものとなるのはメディアの魔術、ゴールキーパー海堀の少年のような笑顔、PK最後の熊谷選手の祈るようなかわいい顔、魚屋のおかみさんになっても似合いそうな澤キャプテンの庶民的なガッツ。いいね。みんなのコメントはにたりよったり。みなさんのおかげで、夢のよう、声援ありがとうございます。無理に震災のことを言わないのはよかった。ひとりだけ丸山選手が「自分たちが励ました」といわず「大変ななかをがんばっている方たちに励まされて」といったのもよかった。どっちみちめったにない明るいニュースだ。それにしてもNHKのアナウンサーは中立ではなく、日本びいき過ぎてしらけた。相手のプレーも誉めなくちゃ。それに「アナログ放送終了まであと6日」が画面を占有してみにくかった。余計なお世話だ。