震災日録 6月24日 由布院記録文化映画祭

ほんとうに麻は涼しい。そして風呂桶に水を貯めておけば熱い時ざぶんと入れる。

緊急時によいし、洗濯にも使える。今日はこれから由布院の記録・文科映画祭。

昼ころ、大分に着く。由布院までバス。夜まで何をしようか。まずトリ塩ラーメン、そして乙丸温泉。そしたらくぬぎやさんでリコーダーの演奏会があると知り行ってみる。緑の葉が揺れるのを見ながらの透き通る響き。夜は松川八洲雄「みちのおく」何度目だろう。インタビューは使わず、映像とコメント。頭の中で活字がテロップになって流れる名文だ。今のドキュメンタリーでこれだけ緊迫したコメントを書ける監督はいるだろうか。でも私はそれが不満だ。なぜ人々の声をもっと使わないのかと。何度見ても一番頭に残るシーンはハンディのある人たちがパンをこねるシーン。「みちのおく」といっても岩手中心。みちのくは差別用語だと言う人がいるが音感はきれいだと思う。三角屋さんに泊まる。