震災日録 5月17日 スレートの募金口座 

一日、家を掃除して社屋や家を流された北上町の熊谷さんがほしいといった「蒲団、食器、調理器具」を仕分けする。シーツは洗濯し、3組の蒲団を用意でき、7時前に熊谷産業の沖元さんがとりにきてくれた。ヤマサキは15日から宮城の登米にいる南三陸町からの避難者にカラーボックス、辞書、文房具などを届けにいってきた。息子岳ちゃんの運転でかなり遠かったもよう。「南三陸の海沿いを走りながら、「こんなに瓦礫が片付いた」「ウニが育ち過ぎている、早く海に出たい」という話を聞くと、初めてみる被災地の風景に呆然としている顔を伏せたくなりました」とメールにあった。

雄勝天然スレートを復興したい方たちの募金先を作る。個人名でない郵便貯金を作る時は会員や会の規則などを書かなくてはならないが、白山の郵便局員が親切に協力してくれ、あっという間に作ることができた。

読売の都内版で連載が延期されていたが「森まゆみのむかしまち散歩」として6月2日から始まることに。ほっとした。が忙しくなりそう。