2015年3月 のアーカイブ

12月21日 

2015年3月23日 月曜日
栃木県佐野市で文化イベントがあり、劇作家の永井愛さんと樋口一葉や森鴎外について話す。最近「森鴎外の怪談」なる秀逸な芝居を描かれた永井さん、「私、なんにも知らなくて芝居書く為に初めて調べたんですよ」とかいいながら、その取材力と妄想力に舌を巻く。永井さんの、顔も声も表情もしぐさも全部好き。佐野厄よけ大師で茄子の厄よけお守りを買う。佐野ラーメンを食べられなかったのは残念だったが二次会のお店もとても落ち着けた。またもや愛節炸裂。帰りはみんなでバスで帰って来た。王子まで1時間。何だ、こんな早い方法があったのに。

栃木県佐野市で文化イベントがあり、劇作家の永井愛さんと樋口一葉や森鴎外について話す。最近「森鴎外の怪談」なる秀逸な芝居を描かれた永井さん、「私、なんにも知らなくて芝居書く為に初めて調べたんですよ」とかいいながら、その取材力と妄想力に舌を巻く。永井さんの、顔も声も表情もしぐさも全部好き。佐野厄よけ大師で茄子の厄よけお守りを買う。佐野ラーメンを食べられなかったのは残念だったが二次会のお店もとても落ち着けた。またもや愛節炸裂。帰りはみんなでバスで帰って来た。王子まで1時間。何だ、こんな早い方法があったのに。

12月20日

2015年3月23日 月曜日
六本木の大地を守る会の事務所で「こーいちクラブ」があり、明治学院大学の辻信一さんがお話しするというので行く。小松光一先生とのトークもあって4時間。さすがに疲れてしまい、楽しみにしていた御前房での雲南料理もあきらめて帰って来た。
「一葉が通った伊勢屋質店を残す会」の代表にさせられる。いつもこき使う古稀の多児さんのおおせである。幸田文が、父露伴の「五重塔」の印税で食べて来た身として、斑鳩三重塔の再建に加勢したように、一葉について5冊もの本を書いた私はこれを断る理由がない。文化庁や都に手分けして登録文化財を保全するようお願いをしたり、この民家を買っていかしてくださりそうな方に連絡してみるが、不調。

六本木の大地を守る会の事務所で「こーいちクラブ」があり、明治学院大学の辻信一さんがお話しするというので行く。小松光一先生とのトークもあって4時間。さすがに疲れてしまい、楽しみにしていた御前房での雲南料理もあきらめて帰って来た。

「一葉が通った伊勢屋質店を残す会」の代表にさせられる。いつもこき使う古稀の多児さんのおおせである。幸田文が、父露伴の「五重塔」の印税で食べて来た身として、斑鳩三重塔の再建に加勢したように、一葉について5冊もの本を書いた私はこれを断る理由がない。文化庁や都に手分けして登録文化財を保全するようお願いをしたり、この民家を買っていかしてくださりそうな方に連絡してみるが、不調。

12月19日

2015年3月23日 月曜日
朝、恵比寿に鍼灸治療に行く。午後は三上岳彦さんの調査地点である四ッ谷第6小学校で百葉箱の計測。地質学者の伊藤さんに、中国奥地で採取した黄砂をあげる「群馬大学の早川君によれば、いわゆる関東ローム層には相当量の黄砂が入っているとのこと。火山灰だけではあのような厚さにはならないというのです。確かに広大な武蔵野台地における関東ローム層のボリュームは尋常ではありません」と教えてもらう。夜は神田の宿場で斎藤月岑の会の忘年会。神田の江戸っ子の旦那衆はどうしてこんなに楽しいんだろう。北原進先生とも久しぶりにお会いする。

朝、恵比寿に鍼灸治療に行く。午後は三上岳彦さんの調査地点である四ッ谷第6小学校で百葉箱の計測。地質学者の伊藤さんに、中国奥地で採取した黄砂をあげる「群馬大学の早川君によれば、いわゆる関東ローム層には相当量の黄砂が入っているとのこと。火山灰だけではあのような厚さにはならないというのです。確かに広大な武蔵野台地における関東ローム層のボリュームは尋常ではありません」と教えてもらう。夜は神田の宿場で斎藤月岑の会の忘年会。神田の江戸っ子の旦那衆はどうしてこんなに楽しいんだろう。北原進先生とも久しぶりにお会いする。

12月18日

2015年3月23日 月曜日
国立競技場の仲間たちと谷中の酒井さんのおたくで忘年会。いつも安い材料費だけでこんなにおいしいものをつぎからつぎへと出してくれる美和子さんに感謝。今日もよほどお腹いっぱいなのに、最後にすばらしくおいしいポルチーニ茸のクリームスパゲティが出て来てどうしよう、だった。縮小社会研究会の松久寛先生からメール、くださった手ぬぐいの間違いは「小欲知足」は「少欲知足」が正しいのだそうだ。心すべき言葉。

国立競技場の仲間たちと谷中の酒井さんのおたくで忘年会。いつも安い材料費だけでこんなにおいしいものをつぎからつぎへと出してくれる美和子さんに感謝。今日もよほどお腹いっぱいなのに、最後にすばらしくおいしいポルチーニ茸のクリームスパゲティが出て来てどうしよう、だった。縮小社会研究会の松久寛先生からメール、くださった手ぬぐいの間違いは「小欲知足」は「少欲知足」が正しいのだそうだ。心すべき言葉。

12月17日

2015年3月23日 月曜日
朝は足立さんとの地図の本の仕事。谷根千時代にあつめたたくさんの切絵図や町の人の書いた記憶の地図。「ラパン」という雑誌に連載したものがそのままになっている。それに書き足して本にしようというので、記憶の蔵の資料の整理など始める。幸田露伴は「一度やりかけてやめた仕事をもう一度起すのは難しい」と、そのとおり。難しいが懐かしい。
午後は聖路加病院で津田篤太郎先生との「回復力」取材。読売の「医療ルネサンス」担当の鈴木敦秋さんはなんと東京人時代にお世話になった編集者の夫君であった。中央公論の「戦後の記憶に残るワンシーン」というのはさんざん考えた末、「NHKイタリアオペラ公演」にした。白黒テレビにかじりついてみた小学校1年生の「リゴレット」私にとってはあれが西洋世界との接触だった。

朝は足立さんとの地図の本の仕事。谷根千時代にあつめたたくさんの切絵図や町の人の書いた記憶の地図。「ラパン」という雑誌に連載したものがそのままになっている。それに書き足して本にしようというので、記憶の蔵の資料の整理など始める。幸田露伴は「一度やりかけてやめた仕事をもう一度起すのは難しい」と、そのとおり。難しいが懐かしい。
午後は聖路加病院で津田篤太郎先生との「回復力」取材。読売の「医療ルネサンス」担当の鈴木敦秋さんはなんと東京人時代にお世話になった編集者の夫君であった。中央公論の「戦後の記憶に残るワンシーン」というのはさんざん考えた末、「NHKイタリアオペラ公演」にした。白黒テレビにかじりついてみた小学校1年生の「リゴレット」私にとってはあれが西洋世界との接触だった。

12月16日 

2015年3月23日 月曜日
JSCに要望書を出しにいく。高田馬場の「水俣展」の実行委員会の事務所に実川悠太さんを尋ね高田馬場駅前の寿司屋でご馳走になる。雨。1時より、その近くの古市徹雄さんの事務所で建築世界旅行を5時間近く聞く。何でも素早く資料や写真が出てくるので驚く。写真家もネガとかすぐ出てくるが、建築家も整理整頓が上手。
この日、「朝日新聞と日本のジャーナリズムの危機」なるが外国人記者クラブで行なわれる。鎌田慧、花田達郎、山田厚史、海渡雄一さんなど。

JSCに要望書を出しにいく。高田馬場の「水俣展」の実行委員会の事務所に実川悠太さんを尋ね高田馬場駅前の寿司屋でご馳走になる。雨。1時より、その近くの古市徹雄さんの事務所で建築世界旅行を5時間近く聞く。何でも素早く資料や写真が出てくるので驚く。写真家もネガとかすぐ出てくるが、建築家も整理整頓が上手。
この日、「朝日新聞と日本のジャーナリズムの危機」なるが外国人記者クラブで行なわれる。鎌田慧、花田達郎、山田厚史、海渡雄一さんなど。

12月15日 

2015年3月23日 月曜日
選挙結果にくらくら。安倍首相はなんでもできそうになって来た。共産党が増えたのは喜ばしい。町並みコンクール審査。順調に終わり、鳥取大家中さんと待ち合わせ、伊勢屋を夕方見て、本郷のモツやきじんちゃんへ。ここはおいしいが、最初の一回しか頼めない。家中さん多いに喜ぶ。そこから二次会は鴬谷の「うぐいす」でサンド夫妻と貝料理。まぶしいなあ、といったらこうしたらどう? とサンドさんがぱちんと電気のスイッチをひねってしまった。店の人は驚いたが、ずっとゆっくり料理を味わうことができた。すべておいしいかった。

選挙結果にくらくら。安倍首相はなんでもできそうになって来た。共産党が増えたのは喜ばしい。町並みコンクール審査。順調に終わり、鳥取大家中さんと待ち合わせ、伊勢屋を夕方見て、本郷のモツやきじんちゃんへ。ここはおいしいが、最初の一回しか頼めない。家中さん多いに喜ぶ。そこから二次会は鴬谷の「うぐいす」でサンド夫妻と貝料理。まぶしいなあ、といったらこうしたらどう? とサンドさんがぱちんと電気のスイッチをひねってしまった。店の人は驚いたが、ずっとゆっくり料理を味わうことができた。すべておいしいかった。

12月14日

2015年3月23日 月曜日
早稲田の大隈講堂で、新宿区の「漱石シンポジウム」、若い人に漱石をよんでもらいたいとの催しなれど、満員の観衆はほとんど高齢者。信州大学病院の内科医でもあり漱石ファンである夏川草介さんの基調講演は大変良く準備されたものだった。売れっこ作家だが落ち着いて控えめで、好感が持てた。牡蠣を食べたいなんていったもので朝日の岩田さんと中公の安倍さんが高田馬場のお店を取ってくれた。岩田さんが神保町の作文塾(ジャーナリストになりたい人の為の講座)にいそいそ通うわけが分かった。立教大学の教え子がNHKに合格したのでつれて来たが実にいい女子大生だった。
●写真223入れる

早稲田の大隈講堂で、新宿区の「漱石シンポジウム」、若い人に漱石をよんでもらいたいとの催しなれど、満員の観衆はほとんど高齢者。信州大学病院の内科医でもあり漱石ファンである夏川草介さんの基調講演は大変良く準備されたものだった。売れっこ作家だが落ち着いて控えめで、好感が持てた。牡蠣を食べたいなんていったもので朝日の岩田さんと中公の安倍さんが高田馬場のお店を取ってくれた。岩田さんが神保町の作文塾(ジャーナリストになりたい人の為の講座)にいそいそ通うわけが分かった。立教大学の教え子がNHKに合格したのでつれて来たが実にいい女子大生だった。

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12月13日 

2015年3月23日 月曜日
ユーロスペースで代島監督の「三里塚に生きる」で監督とトーク。同じ世代に取って、成田闘争はデモ、ヘルメット、新左翼のイメージである。そこで普通に生きていた農民の人々の悩み苦しみ、彼らと人生を共にしようとし、一過性でなく、今もそこに留まって行きている人々の肉声が初めて聞えたように思った。会場でNHKの七澤潔さんに始めてあう。本やドキュメンタリーのお仕事を尊敬しているだけになんだかドキドキした。
今日から松隈洋さんらが尽力した「東京駅100年の記憶」ステーションギャラリーで始まる。

ユーロスペースで代島監督の「三里塚に生きる」で監督とトーク。同じ世代に取って、成田闘争はデモ、ヘルメット、新左翼のイメージである。そこで普通に生きていた農民の人々の悩み苦しみ、彼らと人生を共にしようとし、一過性でなく、今もそこに留まって行きている人々の肉声が初めて聞えたように思った。会場でNHKの七澤潔さんに始めてあう。本やドキュメンタリーのお仕事を尊敬しているだけになんだかドキドキした。
今日から松隈洋さんらが尽力した「東京駅100年の記憶」ステーションギャラリーで始まる。

12月12日

2015年3月23日 月曜日
このころ毎日、伊勢屋質店保存の方策を探り、ロビー活動や仲介業者積和不動産とのパイプを探す。BPOの会議、例によって4時間。そのためレストランで忘年会の予定が、9時半スタート、フルコースを1時間弱でいただくはめに。

このころ毎日、伊勢屋質店保存の方策を探り、ロビー活動や仲介業者積和不動産とのパイプを探す。BPOの会議、例によって4時間。そのためレストランで忘年会の予定が、9時半スタート、フルコースを1時間弱でいただくはめに。