2013年7月 のアーカイブ

6月21日

2013年7月12日 金曜日

よる、東中のポレポレ坐で「駅は誰のものか――東京駅と上野駅」を本橋成一さんと。『上野駅の幕間』というすばらしい本の再刊を祝っての会。2500円なのに30人くらいの方が来てくださる。永六輔さんの毎月のお話は4500円でも満席というから、おしゃべりだけでお布施をいただくのには相当、芸がいるという反省をかんじた一夜。

6月20日

2013年7月12日 金曜日

夜「女三人のシベリア鉄道」をどのように芝居にするかについて、相談。
私は支持政党はないが、今まで三回、選挙を支援したことがある。一回は武蔵野市長選で桜井国俊さん、惜敗したがかれはそののち、沖縄大学学長を務め、沖縄での基地や平和、環境を語る上で沖縄ではなくてはならない人になっている。次に松本市長選で菅谷昭さん、チェルノブイリの甲状腺がんの少女たちを多く助け、しかも傷跡の残りにくい手術の名手だった。信州大学医学部教授の菅谷さんが立候補するときは応援したが、このかたも市長として被災地支援に活躍している。今回、参院選ではぜひ国会で禁原発と護憲と八ッ場ダム反対に活躍してほしい人として比例区では平智之さんを推すことにした。「みんなの党」の支持はしていない。

6月19日

2013年7月12日 金曜日
6月19日
常磐館に泊まり、ご主人に大変よくしていただく。というかお茶を立てていただいた。お茶は作法がいろいろあって面倒だが、ご主人は表でも裏でもなく「ななめ千家」だそうで、要するに作法はどうでもいい、楽しんでいただければということだった。
沖縄に移住した方に聞いた話。「自分たちだけ避難していいな、という批判もありますが、みんな余裕があるから来た訳ではなく、小さな子どもがいたりしてものすごい決断をして、お金もないのに命とはかりにかけて、来ている訳です。
自分たちの想像が杞憂におわり、あんなことまでして馬鹿だったよね、と笑える日が来るのを待ってます。それにしても沖縄には移住者がおおすぎて、現地の人と摩擦もあり、また避難者同士でも貧富の差や考え方の差があってなかなかとげとげしい。台風は多いし、日差しは強烈、今頃は葉物がありません。今からでも森さんが避難されるのなら、大分か宮崎をお勧めします」

常磐館に泊まり、ご主人に大変よくしていただく。というかお茶を立てていただいた。お茶は作法がいろいろあって面倒だが、ご主人は表でも裏でもなく「ななめ千家」だそうで、要するに作法はどうでもいい、楽しんでいただければということだった。
沖縄に移住した方に聞いた話。「自分たちだけ避難していいな、という批判もありますが、みんな余裕があるから来た訳ではなく、小さな子どもがいたりしてものすごい決断をして、お金もないのに命とはかりにかけて、来ている訳です。
自分たちの想像が杞憂におわり、あんなことまでして馬鹿だったよね、と笑える日が来るのを待ってます。それにしても沖縄には移住者がおおすぎて、現地の人と摩擦もあり、また避難者同士でも貧富の差や考え方の差があってなかなかとげとげしい。台風は多いし、日差しは強烈、今頃は葉物がありません。今からでもさんが避難されるのなら、大分か宮崎をお勧めします」

6月18日

2013年7月12日 金曜日

小諸藤村文学賞の選考会。毎年、1回しかあえない高田宏さん、山口泉さんと会う。ことしは友人のベテラン編集者、河合桃子さんも選考委員にくわわってくださった。「文章を書くとは世間に喧嘩を売るようなもの」という高田さんの名言にぴったりの大賞作品が見つかった。帰り、御牧が原の「読書の森」へ行き、田島征三さんが妻有のアートトリエンナーレのために使った「どうらくオルガン」を見る。竹でできた楽しい、気持ちよい、小さな建造物でもちろん音も出る。中に入ると子どもに帰れる。
川勝さんが静岡県知事に再選。浜岡止めてくださいよ。県民投票もよろしくね。

6月17日

2013年7月12日 金曜日

気仙沼の震災前の写真をFacebookにアップ。Facebookはもっぱら写真。ツイッターは狂歌や川柳を流していたがこちらは最近何も思いつかず。そしたら男山酒造は菅原社長ががんばって再建中という話が。国の登録文化財男山酒造を見学して、旅館で男山を飲んだ台風の夜が忘れられない。こんど石巻までいったら気仙沼に足を伸ばそう。

6月16日

2013年7月12日 金曜日

白山神社があじさい祭りなので神輿が出ている。おいしいものを食べる以外に楽しいことを探さなきゃ。神輿を眺めるのもみんなの楽しんでいるのを眺めるのも楽しい。
町に出たついでに白山神社を一周。あじさいもいろんな種類あるもんだ。つまみかんざしみたいな縮れているのもあった。夜は札幌の堀川さんにいただいたアスパラをゆでてワイン。

6月15日

2013年7月12日 金曜日

なんだか体がだるい。寝ては仕事して、夕方、水道橋の中華やさんにいった。初めてのところに友達を連れて行ってはいけないということを身にしみた。食べログの評価は高いし、友達が市川と目黒なのでここが便利でいいかなと思ったのだが・・・。食べログを信じちゃいけない、というこどもたちのいうことを聞くべきであった。ただし私は営業妨害はしたくないので、コメントはしない。でも本郷通りのボーリージャよりここの方がずっと評価が高いというのはまったく信用できない(まだ食べログにこだわっているアホな私)。

6月14日

2013年7月12日 金曜日

もう働かないでねて暮らす。海外で暮らしたい、というと息子は最後のチャンスだぜ、行け、という。城南信用金庫・吉原毅さんの『信用金庫の力』を読む。岩波ブックレットだが簡にして要といった力のある本。慶応の経済を出て就職戦線にことごとく破れた吉原さんが城南に入って理事長に『銀行に成り下がるな』といわれたくだりなど、なかなか人情ものでもある。銀行は人の金を運用してもうける。金庫は地域の豊かな暮らしに奉仕する。どっちが志が高いかははっきりしている。銀より金。

6月13日

2013年7月12日 金曜日

シビックの小ホールで歯科医師会の講演。表彰式でもあるのでみんな緊張気味で冗談を言っても笑ってくれないので、こちらも緊張してしまった。幼なじみのブーちゃんともと衆議院議員の平智之さんとあって、どうしたら日本は原発をやめられるか、を話し合う。ブーちゃんの会社の会議室で電気も空調もつけないで赤ワインをのみ、こういう環境でしかまともな考えは浮かばないと思う。BGMももちろんなし。平さんの『禁原発と成長戦略』を読む。この人を国会に送らないと原発は止められない、という気がしてくる。まれにみるよく勉強するまっとうな政治家だ。民主党の衆議院議員だったのに、野田が再稼働をみとめると離党、その後の衆院選では破れたが、みんなの党から参院選に出るという。みんなの党には疑問があるが、ともかく維新なんかと手を切って正解。今回の参院選は『憲法96条「改正」反対と脱原発』だけでいいかもしれない。でも八ッ場ダムもちゃんと考えてほしい。みんなの党の群馬選出前衆院議員は一番のダム推進派なので川田龍平さんや平さんの力で政策を変えてほしい。

6月12日

2013年7月12日 金曜日

原発をやめるのに、何かいい標語はないか? シェーナウの人々は「厄介ものキャンペーン」というのを行った。『物わかりのよくない人々』『納得しない人々』という感じかな。日本人は長いものに巻かれろ、だからな。『原発の邪魔者連合』なんてどうですか? チェルノブイリでは政府のいうことを聞かずに、放射能で汚染された大地で暮らすことを選んだ人々をサマショールという。本橋成一の『ナージャの村』や『アレクセイの泉』を観るとよくわかる。仙台南の荒浜、仙台市が災害危険区域として再建築不可のところに小さな家を建てたり、この土地を見捨てない黄色いハンカチの旗を掲げる人たちもまた役所の厄介者であり、サマショールだ。トルコのゲジ広場で公園を守り、ショッピングモール計画に反対して占拠している人たちも厄介者だ。政府とつるんでうまい汁を吸うコンサルや学者の浅ましい姿をたくさん見てきたわけだけど、私は厄介者のほうがずっといい。