2012年6月 のアーカイブ

3月20日

2012年6月19日 火曜日

マークは中庭に面しているがダクトの排気の音すごし。一階に有名なレストランがあって、毎晩すごい格好の男女が集まる。こんな高いレストランに入れる人はどんな人か考える。ニューヨークはいいところよ、お金があればね、とアジア学会であった大学教授がいっていた。高いホテルに泊まってベーグルをかじる2人。
今日は朝、フリクコレクションを一人で見に行く。ピッツバーグの大金持ちが集めたものをみんなに見せている。なかなか趣味がいい、建物もすばらしく中庭など気持ちよい。木蓮や桜が庭で満開。12時にNYUでナオさんと会う。イトウ先生の愛娘なり。法学部をでたが、生物学を大回りして、もう一度法学に戻り1年で弁護士資格を取るところとか。すてきな女性だった。午後、ヒロシと半額チケットをとりに並び、「シスターアクト」を見る。日本題はすごくへん。後ろの方だけどよく見えた。歌手が殺人事件を目撃し悪漢におわれる。修道院に逃げ込み、へたくそな尼僧たちの聖歌隊をすばらしいものに指導する。たわいない筋だが尼僧や大僧正が歌ったり踊ったりするのがおかしい。夜遅くリンカーンセンターの前のステーキハウスに行く。すごく分厚いステーキとムール貝おいしい。肉は決まった牧場から取り寄せているとか。

3月19日

2012年6月19日 火曜日

昼間でゆっくりいてヒルトンインをチェックアウト。このホテルよかったな。地下鉄でアッパーイーストのマークホテルに行く。77番地の駅から三ブロック、セントラルパークはすぐ目の前、フロントもドアマンもすばらしい笑顔。ネットですごいディスカウントがあったからだが、5つ星でもう二度と泊まれないようなホテル。窓の上げ下げも自動。広々した風呂は大理石、別にシャワールームあり。インターネットもちろん無料、100室ほど。ちょっときんきらきんで成金趣味。
近くのベーグルカフェでスープとベーグル、食べきれない。これで2人で30ドルかかる。まったく箱ものに興味がない息子はホテルで本を読んでいるというので、歩いてノイエでエゴンシーレとクリムトを見、グッゲンハイムでカンディンスキーと22で死んだ女の子のセルフポートレイト展を見る。赤いダウンジャケットをなくす。グッゲンハイムの人、親切にも閉館後に館じゅう見つけてくれる。クロークのおじさんとおしゃべり、忙しいし、賃金も安いよ、といいながら仲間と冗談を言ったりして楽しそうに働いている。夕方もどってみると山本さんから食事の誘いあり。たしかに最後の夜を一人での夕食は味気なかろう。ヘルズキッチンのタイ料理に行くも、春巻きやダンプリングは出来合い、ソースは甘い。疲れて10時半頃別れる。

3月18日

2012年6月19日 火曜日

ゆっくりホテルを出てマジソンスクエアガーデンの中にあるシェークシャックとかいうハンバーガーやへいく。暖房があるので外でも寒くない。バター風味でうまし。タイムスズクエア、ホールフードストア、ユニクロ、ボッテガ、チケットショップ、シェラトンなど歩きまわる。自分一人ではまず、ブランドショップなどに入らない。もちろんウィンドーショッピング。
地下鉄のタイル絵、木の椅子、とってもいい。地下鉄はすごく浅いところをとおっている。
飛行機仲間千里さんを誘い、ハーレムへジャズを聴きに行く。マンションの中で日曜日に家族コンサートをしていて、住民もうるさいなんていわないのはいい。マージョリーにはあったが演奏には出て来なかった。5人子供を産んだが3人は死んでしまって、孫が行方不明だと友人のおばあさんが話してくれた。隣にいたすごい帽子をかぶったおばさんはマージョリーの友達で同い年で、18年もこのコンサートに通い続け、スタッフのようになっている。幕間には雷おこしみたいな菓子とジュースが配られ、投げ銭である。かえりにハーレムのソウルフードの店で食事、コーラ込みで6ドルくらい。割においしいが客の黒人たちは目を合わせない。なんだか帰りたくなくて、アッパーウェストサイドのジャズバーに行く。日本の女の人が働いていた。キャッシュオンデリバリーの店。
短い滞在の千里さんのために息子が気を利かし、ロックフェラーセンターのトップオブザヒルへ。行列、もうかるだろうな。すばらしい夜景なれど資本主義の最たるもの、エンパイアステートビルが指呼の間に見える。3.11のあとは白、赤、白で日本の国旗を表し、追悼してくれたとか。ずっとそう思っているのだが、装飾系超高層ではクライスラービルが一番きれいだ。タイ舞踊の冠みたい。それにしても25ドルは高い。年間300万人くると係員は言ってた。深夜の1ドルピザとビールうまし。

3月17日

2012年6月19日 火曜日

トライベッカのバビーズでホットケーキ。すてきな素朴な店なのにけっこう高くて1人30ドル。この辺はセレブの住む高級住宅街になりつつあるそうだが、朝食に3000円はないだろ。地下鉄でマジソンスクエアへ。イータリーでオリーブオイルを買う。パルマから来たオリーブオイルのソムリエにいろんなオイルを味合わせてもらう。仲良くなってレモン味のオリーブオイルを買う。店の人とても親切、ユニオンスクエアの日曜野菜市でアップルサイダー、郵政労働者の集会あり。デリを食べながら本を読む人。フラットアイアンのビル、ブロードウェイをあるき、SOHOでロブスターと牡蠣で白ワイン。久しぶりの贅沢といっても朝ご飯よりずっと安い。夜、友人の息子風人君と友人の教え子ジョン君と8th アベニューでタイ料理の店でビール。極めて高くまずい。油が悪い。ジョン君はアジア系の移民で、カリフォルニア工科大を出て今はロサンジェルスでチャータースクールの設計をしているとか。夏には被災地支援に行きたいといい、秋からはハーバードの大学院へいくとか。若者3人は盛り上がる。とても素朴で話が面白かった。

3月16日

2012年6月19日 火曜日

サマータイムで朝くらい。あさ昨日の中華料理の残りとサンドイッチ。テイクアウト(テイクアウェイという)がしやすいのはいいし、そのパッキングもしゃれている。朝から街を歩き回る。グランドゼロ、教会、メモリアル、ウォール街、バッテリーパーク。ヒヤシンスと水仙がきれいに咲いている。アメリカもずいぶん安全できれいになったものだ。といってもニューヨークに来たのは3度目でゆっくり滞在したことはない。フライデーというチェーンでステーキ。コーラの大きさとおかわり自由に驚く。履いてきた革靴がきついので、アグというオーストラリアの店でブーツをゲット。らくちん。
結構くたびれスタバで休み、ホテルで2時間爆睡。夕方、千里さんも誘い、ブルーノートでエディーなんたらの75歳のピアニストの誕生日コンサートを聴く。金払っただけ楽しまねば損という感じで盛り上がるアメリカ人。隣の人たちは常連でエディのファンらしい。食事もまあまあおいしかった。イカのリングにシーザーサラダ、ボロネーゼのパスタ。帰りにブリッカーストリートを歩きタクシーで帰る。タクシーは驚くほど安い。
ニューヨークですてきだと思うこと、目が合うとにっこりする。ドアを支えてくれる、好きな格好で好きなことをする。人の目を気にしない。地下鉄でも何かを訴え、音楽をしていたり。障害者でも街に出られる自由さと車いすのかっこいいデザイン。

3月15日

2012年6月19日 火曜日

3月11日を過ぎるとどっとつかれて、何もする気がしなくなった。
被災地のお手伝いは続くが、取りあえず中仕切りにこの国を離れてぼんやり考えてみることにした。でも体調もいまいちで、長いフライトに耐えられるかどうか心もとなかったのだが、春休みでニューヨークに行くという息子が、18、000円の切符をとって、ホテルも予約してくれた。

午後3時の便でニューヨーク。朝ゆっくりなのは助かる。チケットは安いのに、薬だの、枕だの、成田でずいぶんお金を使ってしまう。
デルタ航空はおもったほど嫌じゃない。赤い毛布、自由な服装のスチュワーデス。しかしチェックインの際、アイル席が18、000円増なのだけはあきれた。アメリカらしい自由競争。隣の席の千里さんはOLやめて看護婦になる前の区切りの旅行とか。ホテルはシェラトンで切符は7万円台だと。機内食はおいしくないのでサンドイッチにして食べる。マリリン・モンローの映画、ヘミングウェイが出てくるウディ・アレンの映画。ラブコメディ。いつもよりはよく寝られた。
同日4時頃、入管を済ませ地下鉄でホテルに。かなりロウアーなキャナルストリート駅のすぐ上のヒルトンイン・トライベッカ。息子と2人で1泊15、000円くらいなのでこれでいいか。フロント親切、入り口にコーヒーと暖かいクッキーあり。レンジと冷蔵庫とインターネット無料。
ひとまわりキャナルストリートを歩き、ハドソンリバー沿いを歩く。
7時に飛行機で一緒だった千里さんと駅で待ち合わせ、チャイナタウンで飲茶、ヒロシの知っているジョーズキッチンとかいう店。そのあと地下鉄で川を渡りライトアップされたブルックリンブリッジをわたって帰ってくる。