‘くまのかたこと’ カテゴリーのアーカイブ

12月14日

2009年12月14日 月曜日

京都のフランソワと言う伝説的な喫茶店の経営者であった女性亡くなる。昭和
 9年創業、「土曜日」という反ファシズム統一戦線の雑誌を出していた。建物
は数年前に国の登録文化財となった。ここについて本を書くべく取材もしたの
だが、まだ何も進んでいない。
自分が本質的なしごとの前に、頼まれしごとや講演を引き受けたりすることに
ついて反省しきり。

地下鉄に乗る。7人がけなのにたいてい6人しかすわッて
居らず微妙にすき間が空いている。細い人ならいいが、私のお尻があそこに
入ると両側の人が迷惑するだろうなあ、と思ってがまん。モッとちゃんとつめて
すわれよ、とだんだんハラが立ってくる。最近、生き馬のメを抜く東京でも不況
のせいか、急ぐ人が少なくなった。駅のエスカレータは左側ばかり混んでいて、
みんなまったりたっている。右をのぼる人は少ない。いいことなのかな。

12月12日

2009年12月12日 土曜日

北区中央図書館開館一周年の会に呼ばれる。旧知のエルコの横山さん、
大川陸さんなども聞いて居られこまった。もと鉄砲の弾を作っていた戦
前の軍事施設をなんと図書館にリフォームと言う素晴らしい図書館。そ
こから都電に久しぶりに乗り、早稲田の農を考える自主ゼミに参加、終
わって学生たちと宴会。
結城登美雄さんはこのために毎月、自腹で仙台から来て居られるそうで
最終で帰られた。酔っぱらってそのあと付け麺まで食べてしまった。

12月11日

2009年12月11日 金曜日

早めの忘年会を上ださん武田さん鎌田さんと。漢方の大学病院を教えて
もらう。銀座もたまにはよろし。吉水という前から聞いていた銀座の宿
に行くと姫田忠義さんを囲んで玉鋼のフィルムが終わったばかりであった。
姫田さんと女将の吉水さんと話す。

12月10日

2009年12月10日 木曜日

きょうも一日ドキュメンタリー漬け。うれしいがつかれる。背中が痛い
し、早く帰ってねたい。

12月9日

2009年12月9日 水曜日

西麻布でドキュメンタリーの審査で一日4本見る。つかれた。帰りにむ
しょうにラーメンが食べたくなり、探すが表参道辺りには地価が高いた
めかなかなかない。青山麺房に行くも中国人のウェイトレス、ふてくさ
れて感じ悪し。外国人を使う店が増えているが、店員教育がなっていな
い店が多く、丸ビルの地下のベトナムメン屋の女店員もありがとうの
言葉一つない。質の悪い人材が日本に働きにきているのか、日本が彼ら
をチャンと遇しないのか。

12月8日

2009年12月8日 火曜日

七尾の正子さんから、いか、香箱がに、牡蠣が届き、母に届ける。届ける
だけだとさみしそうなので一緒に昼を食べるとあっという間に一時間経
つ。
父と仲のいい夫婦で、父は母に依存していたから、友人がいないのが心
配だった。が安田邸の受付嬢になってから瞬く間に友人増え、皆に大事
にされている。コミュニケーション能力の高い人だから。子や孫がたま
にくるのはいいけどやっぱり独りが楽でいいわとのこと。心配なし。

12月7日

2009年12月7日 月曜日

10時に編集者の岡本さんと打ち合わせ。焦らないで一冊ずつ。夜九時
にドキュメントの仲間から電話あり、飲みながらいろいろ話す。

12月6日

2009年12月6日 日曜日

朝、FPSとのうちあわせ。壁のかびとり。寒くて家に帰るとゾクゾク。
句会を休んで漱石を書く。二週に一回15枚、調べものと言うのはきつい。
しょうが紅茶を飲んで早寝にかぎる。新聞は成功した人ばかり取り上げ
ている。なんだか読んでいるうちに競争に巻き込まれていく感じ。地下
鉄のつり革広告はゴシップと裏読みばかりで見るのも目が汚れ、下を向
いている。今日も化粧おんなひとりあり、鏡を持ってえんえんマスカラ
を塗っている。

12月5日

2009年12月5日 土曜日

いろいろイベントの多い週末ではあるが、NHKの川村さんの自宅
でパーティがあり、青年ユニオンや活動家一丁上がりの若い人たちが来
ると言うのでいってみる。皆が集まれるような設計の家だ。広い二階に
30人くらい。最低賃金ではとうてい暮らせないと言うはなし。正社員
がいいとも限らず、名ばかり管理職などひどい待遇で残業代もなく働か
されたりするらしい。また図書館とか福祉とか、公共の分野でハケンや
アルバイトがはびこっているのも問題である。
佐久病院の色平鉄郎さんたち、認知症に関わる永田さんの話も興味深
かった。帰り発作的に髪を切る。

12月4日

2009年12月4日 金曜日

町並みコンクールの審査。官僚の審査員は仕分けとか天下りのはなしに
ぴりぴりしている感じ。うちも仕分けされますかな。あなたさえ給料を
貰わなければ、などと言うはなし飛び交う。彼らは決して余分なはなし
をしない。官僚顔と言うのがある。表情のない顔、上から目線の自分は
頭がいいんだと言う話し方。ストレスばかりの職場であろう。その中で
生き延びて次官になったり、天下りするのはよほど面の皮の厚いやつ。
会議に疲れて整体にいく。いつになく体が温かくやわらかいとか。