11月6日

今月は「住まいと町並みコンクール」の調査のためいそがしい。関西方面に出張、まずは奈良の大和三山に囲まれたニュータウンの管理を見学、京都泊まり。翌日は京都の御所近くの路地の住み継ぎ方を見た。そこから2時間半かけて和歌山県の九度山の多宝塔を解体修理している息子のところへ様子を観に行った。月曜に休みをとって半日くらい案内してよ、と息子にいうと、「ヤだよ。お母さん案内するより仕事の方が面白い。休みたくない」というので日曜日に30分だけ、現場と飯場を見せてもらった。古い民家にベニヤ板を敷いて寝ているようである。とはいっても難波の駅まで迎えにきてくれたので2時間ほど鈍行で話しながら行った。高野山三宝院に宿泊。旧知の元高野山副町長高橋寛治さんと話す。息子も最終の山から下りるケーブルカーの8時までは高橋さんたちの話を聞けて勉強になったろう。