4月9、10日

集英社の方々とはじめて下諏訪大社の御柱を観に行く。これ百聞は一見にしかずの典型なり。位置関係、下諏訪、上諏訪の関係、秋の宮、春の宮の関係。木を切り出した山の中と、ご神木を落とす地点と、里の関係など複雑で、テレビや新聞ではとうてい飲み込めず。昔から行ってみたかった『みなとや』旅館に泊まる。ここも昔は諏訪湖の湖上交通を担っていた屋号である。馬刺、桜鍋など。小さな露天風呂が庭にひとつ、トイレは共同など、客によって好き嫌いはありそうだが、わたしは気にならず。いれちがいに浅田次郎さんのご一行到着。