2月14日

タイの山の村に持ってゆく衣類の入った大きな袋をキャスターに取り付け、自分の荷物は小さなリュックひとつ、6時にタクシーに乗って日暮里へ。9時45分の便でバンコクへ。タイ国際航空はとにかくサービスが良くて、食事を挟んでシンハビール、赤白のワインなどを飲んでべろべろになるうち、30運遅れでバンコク着。チェンマイへの乗り継ぎができなくなった。でも団長の槙ひさえさんは歴戦の強者、沈着に次ぎの便に変えてもらい、めでたく夕方にはチェンマイについた。いつもバンコクで一泊するため、空港から渋滞の中、荷物を持って移動する大変さがなく、一気にチェンマイまで行けるのは大変楽だ。迎えのダイエーさんも飛行機の遅れを気にすることもなく、「あしたゾウに何人乗りますか」とのんきなことを聞いている。学生たちと小松光一先生と合流、いつものすてきなレストランで食事、ことに魚のトムヤンクン風姿煮はおいしかった。餅米のカオニャウとシンハビールがあれば満足。若い人のようにないとバザールに行く気もせず、風に吹かれて足のマッサージをしてもらう。市場に面した野外の店で、胴元らしき大きな財布のおんな、物売りの少年、少年ジェッターみたいに遊び回るこどもたち、買物帰りのおじいさん、まるで移動演劇のごとし。