1月2日

新聞の整理。「マイフェアレディ」を見る。これまたいろんなことを
思い出す。最初、ブロードウェイで評判のこのミュージカルが日本に
来て、子供の私は宝塚劇場に連れて行ってもらった。そんなことは後にも
先にも一回。
イライザが江利チエミ、ヒギンズ教授が高島忠夫、かっこよかったなあ。
江利チエミは40代でなくなったし、高島は鬱病を告白している。
ピカリング大佐の益田喜頓、イライザのお父さん八破むと志、うまかったなあ。
それから映画がきて浅草に観に行って。オードリーの最高に輝いていた頃。
最後のほうで来ていたピンクのジョーゼットみたいな服を母がバービー人形の
ために作ってくれた。中学では音楽部でこの「君すむ街角」や「踊りあかそう」
をうたった。今みると、ヒギンズ教授の階級意識とミソロジー(女性嫌悪)は
ひどすぎるし、そんな男に惚れてスリッパを取ってやる必要なんかどこにあるんだ、 といいたくなるが、あの映画でロンドンの印象がきざまれたのも確かだ。
バーナード・ショーごのみの玉の輿伝説でした。