8月23日

7時に起きてご飯がジョークと言う卵入りのお粥を食べる。市場へ。ドアンは友達の家でビールを飲んで音楽を聴きながら踊っていた。みんなにお酒や食べ物振る舞ったり、子供におもちゃや服を買ってやったり、自分が恵まれていると思うぶんは人にも分けている。友達の男ムーさんは私のことをマユミマユミと呼んでいた。メーさんという女の人が香港で写した若い頃の写真は素晴らしく美人、それを見て「アフターアフター」と今は太っている彼女を指差す。男の子が起きてきてムーさんが抱いて、「似てるね」と言うと「これは僕の子じゃない」と言ってどうもめちゃくちゃな関係。

太った男の人がウイスキーを買ってきたので、ドアンに「昼間からウィスキーを飲まない方がいいよ」と言った。野菜をどんどんドアンさんが買うんで心配するが、全部10バーツ。案の定豪雨になって閉じ込められた。農業者ドアンさんは雨が降るのをすごく喜んでいた。煙のような水しぶきが上がって、まるで成瀬映画「浮雲」の世界のようだった。

その隣街にも小さなマーケットがあってそれからここではカイコを育てている。ケミカルダイングだけども、手織りのシルクを売って2000バーツ、綿のほうは、同じ手間がかかると思うが、手織りで500バーツ。雨上がりの畑田んぼの美しい景色の中を車で帰ってきた。