2月8日

ホテルの朝ごはんを食べないで、高台の美味しい麺やさんに行く。ぴったり8時に店の人が現れ、湯を沸かし、お皿を積み重ね、野菜を切り、肉を湯がき、麺を茹でる。その手順の儀式のようなすばらしさに見とれる。とても美味しかった。午前中はクッキングスクールに参加。ジョルダンは料理が好き。英語をよくしゃべる、冗談ばかり言うインストラクターが、まず市場に連れて行ってくれる。買い物をして、緑あふれる蓮池のほとりのスクールで、5種類もの難しい料理を作った。バッファローのサラダとか、レモングラスの中に鳥のひき肉を詰めて蒸したものとか、魚を葉っぱで巻いて蒸したものとか、お米はカオニャウという私の大好きなもち米。参加者はドイツ、スイス、ブラジル、オーストラリアなどの白人ばかりで、弁護士や医者がいた。スイスの人は私のつけている病人ヘルプマークが赤十字とハートマークなのだが、「スイス大好きってことでしょ?ありがとう!」などと話しかけてきた。確かに。これで席を譲ってもらったことは二度しかないけどね。

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午前中かけて調理。そのあとビールで試食、欲張ったけど食べきれない。
腹ごなしに山に登る。そこからの景色は素晴らしい。夜、空いているレストランがなくて、またリバーサイドの中国料理で、前に食べなかったものを頼んだ。ナイトマーケットはどこも同じようなものばかり売っている。イサムノグチみたいな竹ヒゴのランターンとか、切り紙残ったのとか。ただし、裸電球で目が眩しく先に帰る。