2月3日

もう何もやることがない。読む本もない。朝から部屋で青空文庫の子規を読み返し、それをノートに取りたいのでノートを買いに行ったついでにビールも買ってきた。ホテルのレストランでパッタイを食べたら、大変おいしかった。小さな子供を4人も連れてアメリカかヨーロッパから来たらしい親子、生まれでまだ首も座っていない赤ん坊を連れてきているのもいていい度胸だと思う。

それからプールサイドで読書ざんまい。プールサイドを渡る風で寒くなってしまった。このホテルは中国人のオーナーで隣にまたもう一棟ホテルを建てているが、そのために私の部屋からの眺望は全くなくなっている。工事音もうるさい。東京よりもバンコクの街は騒々しい。鳥も鳴くけど、車もバイクもとんでもない音を出す。

4時半過ぎにホテルを清算して、午後5時半ぐらいに空港に着いた。東京から飛んできたサンド夫人志保子さんはミーティングポイントに5時半に現れたが、コンケンからわざわざわたしたちのたびに付き合うため、来てくれたイサーンの農民ドアンさん、サンドさんもなかなか来なかった。明日朝の便が早いので、空港の近くと言ってもかなり遠いホテルに指し回しの車で着いたのは8時半。それから食事をした。

サンドさんはミャンマーでアイスクリームにあたって胃が壊れたのでチキンスープのみ。私と志保子さんはビールで5種類位のご飯を食べた。やっぱり人数が多いと種類が食べられる。空港ホテルはフロントの感じが悪かったし、蚊もいたし、設備も悪い。5時に目覚まして5時45分に集合して6時のバスで空港へ向かった。ヤンゴンはやっぱりとっても良かったらしい。まだ開発や観光化が進む前にヤンゴンを見ておきたかった。いや、また近々、行く話はありそうだ。イサーンやチェンマイの山奥にはバンコク経由で行くけれど、この所、バンコクの喧騒を避けて、街には入らなかった。久しぶりに良い休暇となった。

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