〇特急の遅れについて。2016年8月1日

今日、夜5時40分のスーパーあずさで小淵沢から新宿へ帰る予定でした。「岡谷=塩尻間が豪雨のため列車の運転を見合わせております」とのアナウンス。天災だから仕方ないと大人しく待っていましたが、ホームに駅員は来ません。みんな寒いし、雨が降りかかります。私は87歳の母にできるだけ服を着せて、まともなアナウンスもないので、駅員室に行きました。
雨もかからない安全な場所で駅員たちはむやみと右往左往していましたが、不鮮明なアナウンスをするだけでホームには誰も来ません。ホームに待合室はないのですか?「先頭にありますが、エアコンが入っています」切ればいいでしょ。今日中に新宿につかないこともあるんですか? 明日お葬式があるのですが。「なんとも言えません。なんの情報も入ってこないので」小海線で小諸経由、新幹線という選択肢はないんですか? 「わかりません」小淵沢から高速バスもあるようですね。「こちらはJRなのでバスのことはわかりません」
1時間待って、普通列車が来ました。やっと駅員がホームに来て「これに乗って甲府まで行けば始発のかいじがあります。特急券は払い戻しのはんこをおします」じゃあ、どうやってかいじに乗るんですか?「かいじに乗ってから車掌にお尋ね下さい。特急券の買い直しになります。」その駅員はハンコを押す朱肉をパニクって3度も落としたので私は拾ってあげた。
甲府駅では、私たちの乗るべきスーパーあずさが2時間近く遅れてくるらしい。そしてカイジより先につくらしい。それで乗り込んで、正当な指定席に座るとアナウンス「この列車では車内販売はありません。甲府で降りてしまいました」爆笑するしかなかった。車掌は一度も来ない。新宿駅に着いたのは2時間4分遅れ。着いたホームの反対側からお茶の水駅に着いたら、聖橋口には駅員がいない。乗降客は多いのに。やっと探してきた。「2時間以上遅れた場合のみ返金しますが、2時間遅れたかどうか、わかりませんので問い合わせ中です」
このコンピューター時代に君は何をやっているのかね。
「2時間4分の遅れだと確認が取れましたので、証明書を出します。緑の窓口が空いている時間に払い戻しをしてください」そっちのせいで緑の窓口がやっていない時間に着いたのですよ。うちから緑の窓口のある駅は遠いんですよ。ここで返金するか、駅まで行く交通費を出してください。と押し問答の末、「御茶ノ水橋の方の改札に行ってくだされば返金するそうです」ということになり、疲れ果てた老母を連れて、やっとの事で返金させた。駅ねっとのカード決済で買ったのなら、そこに返金すればいいじゃないですか?「そういうことはしておりません」といった駅員3人とも、「不手際で申し訳ありません」とは言わなかった。危機管理能力ゼロ。そして未だに国鉄。