9月25日

朝、パヴィさんが、ホテルの朝食は高いから、家に行ってカレーを取ってくると言い出す。意味がよくわからなかったが、家はここからわりと近いのだとか。好奇心を起こし、トクトクに乗って一緒に行く。本当に村のなかの家だった。携帯で頼んであった、お母さん特製のカレー二種とご飯、パンを買って帰る。みんな喜ぶ。こんな融通無碍な感じがスリランカのみならず、アジアにはまだあり、管理社会の日本と違う。この日はのんびりして、バワの別荘を見に行く。美しい家と庭。水田や畑もある。それを見るのが好きだった。盆栽に凝って、枝を曲げた木もあった。彼はゲイだったそうで、妻や子どもはいないらしい。昼過ぎにゴールのライトハウスホテル(バワ設計)へ。そして2003年のスマトラ沖地震の後をNGOの人の案内で見て歩く。そのうち豪雨になる。