7月31日

お昼、紫式部文学賞に私の『青鞜の冒険』が決まったという連絡あり。七作品が候補だというので、もうあきらめていたので、失礼なことに電話口で「うっそー!」などと口走ってしまった。思えば50代、なんども候補にはなりながら、当たらなかったのに、還暦祝いかな、これは。審査員もほとんど存じ上げない。それがうれしい。朝日の田中優子さん、読売の角田光代さんほか、すばらしい書評に恵まれたことにも感謝したい。