7月12日

きょうは恒例の布供養。JIAの関東支部の依頼で、建築家会館で。しかし建築家の方々は今回の問題を「槇文彦の問題提起、建築家の賛同、伊藤豊雄の改修案発表」という流れだけで考えているのだということがわかった。これは建築家ムラだと思う。わたしたち市民の動きや霞ヶ丘都営アパート、近隣住民はその中に入っていない。坂井文さんというイギリスで勉強した方がCUBEという、専門家の委員会を通らないといかなる建築も建たない英国のシステムについて発表されたが、結局、これは日本では仕事のない建築家が仕事を増やしたいという話になるだけじゃないのか、とすら思う。弁護士が第三者委員会をやたらつくりたがるように。