5月13日 新国立競技場10の問題点

聖路加病院に行く。主治医が移転したためなり。たいへん、患者への対応のいい病院なり。
1、歴史ある神宮外苑の風致と歴史、絵画館のバッファゾーンを破壊し景観上問題がある。
2、散歩、子育て、通勤、ジョギング、昼寝、読書などにも使われている神宮外苑、人生への慰め、ぼんやりとした時間の大切さを奪う。
3、明治公園、デモや集会でもよく用いられ、遊ぶ場所でもあるとともに、日本の市民社会、民主主義にとっても重要な公園を壊す。
4、1964年のオリンピックで立ち退きをさせられた霞ヶ丘アパートの人々は再度の移転を強いられることになリ、コミュニティも壊される。
5、いまただでさえ災害復興住宅が入札不調になっているのに、東北へまわすべき資材と人材を東京で奪う。
6、外苑西通りのマンションの人々は、風害、照り返し、騒音、火災、道路廃止、混雑、のぞかれること、窓からの景色等を奪われる。
7、FMファシリティマネジメント、LCCライフサイクルコストの観点からも維持費、改修も問題。未来世代に付けを残す
8、都市計画審議会が専門家もいないまま、ろくな論議をせずに高さ制限を外した。
9、リオの環境サミットをふまえて制定されたオリンピックムーブメントアジェンダ21に背馳する。
10、現国立は文化財ではないというが国の登録文化財となっても好いし、また未指定だとしても、都民国民の記憶を宿す文化資源として把握すべきである。
11、スポーツ関係者の意見が反映されていない。多目的なあまりにどの競技にとっても使いにくい。陸上にとってみるとサブトラがない。高くて借りられない、8万人も集まらない。サッカーにとってみると、屋根があるため芝生が育たない。ラグビーやイベントをやると芝をいためる。後藤健生さんいわく「時代遅れの戦艦大和」。
12、可動席、開閉式屋根、空調など電気仕掛けで、時代に逆行する。屋根は70メートルの高さのため、急に雨が振り出すと、中で雨が舞って、屋根の役を成さない。芝を育てない。日よけ雨よけとしてつけるのなら頭の上に簡単な屋根がある方がいい。
13、災害時の避難場所にする場合、そのとき停電になれば屋根の開閉は出来るのか?(自家発電する?) 建造物は人間を守るためのもので、大震災の体育館の避難所をたくさん見た目からしても、70メートルの屋根の下で避難生活は送りたくはない。
14、雪害に弱いということで問い合わせてみると、電線を這わせて雪を溶かすといっていたが、弥縫策でどんどん電気に頼る建築になっている。
15、環境アセスは100メートル以下なのでやる必要はないといっていたが、都が独自のアセスをやっている。それも市民にアクセスしにくいもので、市民参加がどこでも保証されていない。
16、都心の緑地によってヒートアイランド化は回避されているが、それがなくなる。

聖路加病院に行く。主治医が移転したためなり。たいへん、患者への対応のいい病院なり。

1、歴史ある神宮外苑の風致と歴史、絵画館のバッファゾーンを破壊し景観上問題がある。

2、散歩、子育て、通勤、ジョギング、昼寝、読書などにも使われている神宮外苑、人生への慰め、ぼんやりとした時間の大切さを奪う。

3、明治公園、デモや集会でもよく用いられ、遊ぶ場所でもあるとともに、日本の市民社会、民主主義にとっても重要な公園を壊す。

4、1964年のオリンピックで立ち退きをさせられた霞ヶ丘アパートの人々は再度の移転を強いられることになリ、コミュニティも壊される。

5、いまただでさえ災害復興住宅が入札不調になっているのに、東北へまわすべき資材と人材を東京で奪う。

6、外苑西通りのマンションの人々は、風害、照り返し、騒音、火災、道路廃止、混雑、のぞかれること、窓からの景色等を奪われる。

7、FMファシリティマネジメント、LCCライフサイクルコストの観点からも維持費、改修も問題。未来世代に付けを残す

8、都市計画審議会が専門家もいないまま、ろくな論議をせずに高さ制限を外した。

9、リオの環境サミットをふまえて制定されたオリンピックムーブメントアジェンダ21に背馳する。

10、現国立は文化財ではないというが国の登録文化財となっても好いし、また未指定だとしても、都民国民の記憶を宿す文化資源として把握すべきである。

11、スポーツ関係者の意見が反映されていない。多目的なあまりにどの競技にとっても使いにくい。陸上にとってみるとサブトラがない。高くて借りられない、8万人も集まらない。サッカーにとってみると、屋根があるため芝生が育たない。ラグビーやイベントをやると芝をいためる。後藤健生さんいわく「時代遅れの戦艦大和」。

12、可動席、開閉式屋根、空調など電気仕掛けで、時代に逆行する。屋根は70メートルの高さのため、急に雨が振り出すと、中で雨が舞って、屋根の役を成さない。芝を育てない。日よけ雨よけとしてつけるのなら頭の上に簡単な屋根がある方がいい。

13、災害時の避難場所にする場合、そのとき停電になれば屋根の開閉は出来るのか?(自家発電する?) 建造物は人間を守るためのもので、大震災の体育館の避難所をたくさん見た目からしても、70メートルの屋根の下で避難生活は送りたくはない。

14、雪害に弱いということで問い合わせてみると、電線を這わせて雪を溶かすといっていたが、弥縫策でどんどん電気に頼る建築になっている。

15、環境アセスは100メートル以下なのでやる必要はないといっていたが、都が独自のアセスをやっている。それも市民にアクセスしにくいもので、市民参加がどこでも保証されていない。

16、都心の緑地によってヒートアイランド化は回避されているが、それがなくなる。