2月4日

文化庁への質問と要望には返事がない。文化庁は文科省のアネックスなので本省がやっている計画に反旗を翻すような回答は出来ず、とにかく青柳長官に直接手渡しできたことだけでもよしとするしかないか。
カタールのワールドカップの競技場もザハ建築で、地元では「巨大な女性器のよう」として反対がおきているとのこと。日本でも新国立はそれに似ているとマツコデラックスがラジオで発言。槇文彦氏が外国人特派員協会で英語でスピーチ。今日の槇先生は悲しそうだった。「もう引き返せないポイントを超えてしまった」とも。「誰も勝者はいない。まったくfruitlessだ。しかしこれからもこのようなプロセスを繰り返すのはよくない。こんな大きなモンスター、ダイナザウルスを作って維持費、改修費などオリンピック後の方が、少子化の日本に重くのしかかる。審査委員会はザハ案を「日本を元気づける」と評したが、私にはそうは思えない。建築はアリナミンじゃない」と。
しかし国民新聞とかいう右の記者が「我々は明治天皇の聖蹟を守ろうというあなたに賛成だ」を始めとして質問はみんな質が低く的外れだった。