6月27日

『未来の漢方』の共著者、津田徳太郎医師が高く評価している増永静人さんのおられた医王会に指圧をしてもらいにいく。いい先生を紹介してもらっても遠いとだめ、盛り場を通るのがだめの私には、春日乗り換えで15分もあればいけるここはとてもありがたい。強く押さない経絡の治療。帰りにお粥を食べ、見たら東西めぐりんが来たので飛び乗り、念願の「漱石と美術」を芸大美術館で見た。漱石って南方熊楠なみのシャッターのような目をしていたのだ。イギリス滞在中に見た名画を縦横に作品で文章で再現しちゃうんだもん。拙著『千駄木の漱石』がこの本が売れない時期に再版になったのも漱石先生のおかげ、いやこの美術展のミュージアムショップにあって驚いたのだ。そのおかげかな?