6月26日

谷根千読者からのたより。「森さんは谷根千の15号で書いていましたね。『チェルノブイリ以降のニュースは空恐ろしく、もうお金も名誉もいらない。みんな生かしておいて、お願いだから』と。放射能の恐ろしさを森さんは20年以上前に予言されていたのですね。本当に胸を打たれました」。たしかに予言はした。したがそのあとずっと油断していたのである。3時にサンドさんが東大の留学生たちを連れてきてくれて、この前の町歩きの説明の英語をチェック。夜は関西学院大にいらした片寄俊秀先生と教え子たちと四谷のラビータへ。本当はラ・ヴィータなはず。
この店は陣内秀信さんから教わり、須賀敦子さんを誘った。「ラビータよ」とわたしがいうと、須賀さんは???だったが、ややあって「ラ・ヴィータでしょ」とまともなイタリア的発音で納得してくれた。オーナーシェフによると、その後、なんどもいらしたそうで。上智大学も近いしね、と話していたら片寄さんとシェフはミラノのイタリア語学校で一緒だったとか。