11月29日

JTB旅の交流文化大賞の審査。いつもとても勉強になる。
夕方より四ッ谷のスペイン料理でおしゃべり。ワイン飲み過ぎ。
「浜岡原発の住民投票条例案は県議会で手続き的なことを理由に門前払いのような形で否決されました」と鍋倉さんより。福島の惨状をみてまだ原発をあきらめないのか?
『図書』の9月号をめくっていたら、奥平康弘さんがコロンビア大学の日本書籍部門のチーフとして98歳でなくなる1年前まで働かれた甲斐美和さんのことを書いていらした。戦前はピアニストで14歳でサンフランシスコでベートーベン賞など受けて名声は赫々たるものであったらしい。こんな方もいたのだな。彼女はシャピロの弟子だがレオ・シロタ門下の藤田晴子さんとも親交があったらしい。藤田さんもピアニストながら国会図書館の館長なども勤められた。ふしぎな話。西片町の藤田さんの家をどうするかの相談にのったことを思い出した。