11月12日 ジュリー

この1週間、寝ても覚めてもジュリー。我が12歳(ジュリー18歳でタイガース)から20歳(ジュリー26歳でソロで一番売れてた頃)くらいまではテレビで見てずっとファンだった。その後、結婚してテレビのない時代が長く続き、子育てでそれどころではなく、いま、ユーチューブで音楽も画像も楽しめるという時代が来た。これも最初は原稿を書くのに、オペラやコンチェルトがどんなだったかを調べたりするのにつかっていただけなのだが、関連動画に飛ぶ癖がついた。同じ曲でもホロビッツとアルゲリッチとグールドがどうひくかが瞬時に比べられてしまう。それがおもしろい。最初にアーティストにはまったのは尾崎豊。弟がうちの息子を「尾崎豊みたいなヤツだな」という一言で気になってみていたらはまってしまった。テレビがなかったからリアルタイムでは知らない。きれいだねえ。どきどき。
それからジュリー。トークを聞く限りこのひとは至極まっとうで、配慮のある、弱者に寄り添える人だと思う。10代より、20代、30代末あたりが一番いいかな(デビュー20年のころのソバージュがすてき)。でも歌は今の方が間違いなく深化している。