7月19日 自分でしごとを作れば

誰が原発に賛成しているのだろう。私のまわりの人で脱原発でない人はいない(ひとりメールで再稼働賛成ですと書いてきた編集者がいる)。とりわけ女は母親である場合も多く、原発だけはいやだ、もうこりごりというのだ。そうすると国民投票をすれば勝てると思う。賛成なのは経済界の上の方の人たち、銀行マン、立地の人たちは原発の恐怖と仕事がなくなる恐怖をはかりにかけているのだろうか。過疎地を原発やダムや空港建設や道路工事でどうにかまわして不満のでないようにするという田中角栄型の国土経営を根本的に転換しなくてはならない。それにしても地方の人々も仕事はお上から振ってくるとでも思っているのだろうか?「私たちだって主婦三人で谷根千工房という小さな会社を、仕事を作って貧乏しながらどうにか3人4人の子どもを育てて来たんだから、自分でしごと作ったらいいのに」というと、息子が「お母さんたちはやっぱり特殊技能とアイディアとエネルギーを持った3人だからなあ」という。そうかなあ、どの町でもできそうな仕事なんだけど。