震災日録 2月4日 官僚だけが肥え太る

変質性岩の専門家藤本さんも合流。雪深い川原湯温泉近くを見てあるく。お昼は旬さんの野菜ラーメンでみんな体を温める。ここのコーヒーは大きなカップになみなみあって400円。おいしい。地域の人たちはもう政府の何度もの方針転換に翻弄され、疲れきり、動じない。しかし地滑りしやすい切り土と盛り土の代替地へ移るかどうか、悩んでいる。あらためて60年の人生を国にめちゃくちゃにされた人々に申しわけない。下流都県民の税金も注ぎ込まれ、そのために作るという名目なのに。国とは国民の幸せのためにある組織ではないのか? しかしいったん官僚と言う利権集団があいだに入ると、税金を吸い取り、それを公共の福祉の名の下に自分たちのいいように使うだけ。税金で視察をし、税金で天下り団体を作り、不必要な公共工事で国土を荒らすだけ。