震災日録 9月10日 谷中の防災コミュニティセンターは地区住民みんなのものである

新米はおいしい。いい匂い。このお米、誰が作ってくれたんだろう。
野菜を食べてもいつも誰が作ったんだろう、と考えながらいただく。こどもの頃「いただきます」と箸を持って一礼したのは、このことだったんだな。
夜、谷中コミュニティセンターの建築について、ワークショップあり。
しかしまだ「谷中のコミュニティセンターのことなのに文京区民が意見を言うのはおかしい」という人もいる。これに反論したい。

1、今回の震災を見てもその場にいた他地区の人が避難するのは当たり前。区界にあるコミセンには文京区、荒川区、北区、そして谷中への通勤者、通学者、観光客なども一時避難することが考えられる。

2、それについて23区では緊急時の避難は相互に受け入れるよう協定がすでにある。台東区の区民も行きやすければ(コミセンへの道が塞がれたりすることもある)根津小学校や千駄木小学校でも受け入れます。

3、防災コミセンは初音の森防災広場とおなじく、国、都の補助金が使われ、すなわち
国税、都税をはらっているすべての市民は発言する権利がある。

ちなみに白山在住の私の避難はまず小石川植物園が広域避難所、避難生活はわが母校誠之小学校で送ることになるらしい。そこには簡易トイレ、水、食糧、毛布などが備蓄されていると言う。ちゃんと覚えておかなくては。それぞれ確認しておいたほうがいいよ。