震災日録 8月30日 ドイツの番組

日本の放送局は何をしているのか。ドイツの放送局の報道が回って来た。

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ドイツTV記者の細野大臣への質問。福島原発から80km先の福島市水田から35,000ベクレル高濃度放射性物質が検出された件。大臣のズレた回答に注目。

http://t.co/3hYddX3

通訳された方によれば、細野氏は5000ベクレル以上の土地には作付けを許していないから大丈夫みたいなことを言って、あとで30キロ圏内だったと訂正。つまり80キロだと公式には計測しなくても米でも野菜でも作れる。

「そのような高濃度に汚染された土で米を作っている農家の思いは気も狂わんばかりだと思います。秋になってから黄金色に実った米を汚染されているから売るな食べるなということはもっと残酷だと思います。放射能は目に見ないし、臭いも色もないので、不正に市場に出回ることを完全に防げるとでも思っているのでしょうか?」

と通訳された方からのメールにありました。

本当だと思います。悔しいながらわが第二の故郷丸森も80キロ圏です。しかし原発からの距離はあまり意味がなく、ホットスポットは栃木にも埼玉にも茨城にも東京にもある。4月時点でわたしは「フクシマ人と自覚してこの事態を引受ける必要がある」、と東京新聞で述べました。うちの方が低い、うちはまだ大丈夫などと一喜一憂している場合ではないということです。

1、ホットスポットのこどもたちに地場の産物を食べるのはやめてもらわなくては。(地産地消の旗を下ろすのはくやしいが)。

2、細胞分裂の盛んでなくなった私たちは覚悟して食べても良い。

3、早急に東京電力に徹底的に農家の補償をさせる。