震災日録 7月13日-14日 味村治を忘れない

1日家でしごと。菅総理が脱ゲンパツ発言をしたって。信じる気になれず。しかし丸山真男は「戦後民主主義の虚妄に賭ける」といったからなあ。虚妄でも菅に賭けてみるか? ヤマサキはいわきに行って来て、話す元気もないらしい。避難所の職員に対して避難者達の話し方が横柄だと書いていた。私もそう思った。

松本元防災大臣が自殺未遂、と夕刊紙に出ていたがガセネタのよう。それにしても「水兵運動の父」を祖父に持つ人がこれだけの財産を作るには何をしたんだろう。枝野さんは家族をシンガポールに逃がした、というのは根も葉もなく、名誉毀損で訴えるとか言ってるらしいが、誰を?『ただちに影響はありません』と言っている人が、実はというところが都市伝説のおもしろさで、目くじらたてることもないのではないか。ただ行ってませんでした、というデータを出すのがスマート。そんなこといったら皇室に関する流布している伝説の数々、いちいち名誉毀損で訴えていたら、皇室の方々は身が持たないだろう。あの人たちは耐えているんだ。皇室の若い人たちだって財界の娘息子だって、かなり国外に行ったんではないか、と思うが、それは悪いことではない。

それより佐賀県知事や玄海町長と九州電力の関係のほうが騒ぐ価値がある。もと電力出身とか、弟の会社が電力からしごと受けてるとか。「なじらない」「あおらない」のは大事なことだけど、責任追及しないから日本はこんなことになった。裁判官で電力会社に天下りした人の名は元最高裁判事、味村治。覚えておきましょうね(東京新聞)。