震災日録 7月7日 復興でもうけるコンサルタント

松本大臣の言動をみたら辞任も当然と思うが、だからといって『一生懸命やっている被災地の知事に失礼』とも思わない。ある人いわく、宮城県の村井知事は復興計画に地元住民をほとんど入れずに野村総合研究所かなんかに丸投げしたと言う。岩手はどうなんだ。元岩手県知事増田さんは野村総研の顧問かなんかやっている。コンサルタントの友達に言わせると、被災地はしごとの取り合い、でもほとんど大手に持っていかれるとのこと。

別のある人いわく、「菅をおろせと言ったって、ゴミ箱の中からこれしかないか、って拾ったような総理だもの。またゴミ箱からだれか拾うのかなあ」。そんな感じに政治不信も極まれり。ユーチューブなどで政治家をよく見られるので資質や品性はよくわかるようになった。いまのところ見てて好感持ったのは河野太郎かな。

イギリスで最大の新聞が盗聴によって廃刊。

玄海原発について7人しか住民のいない説明会というのも目を疑ったが、やらせメールまでして、企業としての信頼はもうないんだから九電もいったん解体したら。東海村などでも死亡事故が起きているのに、役員を業務上過失致死などで逮捕しないのは法治国家とは思えない。東電だってこれだけの被害と避難を引き起こしたら司法が動いて当然ではないか。北海道の鉄道事故ではすぐ捕まえたじゃないか。もちろん国策としての原発を推進したのは官僚だ、東電ばかり叩いても仕様がない、とみんな言う。といって結局マスコミも長年、官僚の天下りひとつやめさせられないのだから。