震災日録 3月28日

昼すぎ丸森の妹真理ちゃんが立ち寄ってくれた。
彼女は那須で揺れた。それから11日中に封鎖前の東北道を走って丸森へ。途中かなり家が壊れていた。それから家を片付け、停電の中で寝た。石油ストーブは一番弱くつけて湯たんぽで寝た。被災地に湯たんぽを送りたい。那須の農業組合と東京で農業トラストはできないか、という相談。丸森からは下着と靴下が届いたという連絡あり。けっこう宅配便は速くつくようです。協力してくれた人に感謝。

しかし優先順位としては、まず福島原発2、30キロ圏の人たちを避難させること。双葉町や大熊町は逃げたが、南相馬やいわきはあまり避難がうまくいっていない模様。
原発を無害化すること、そのあとで今年の植え付けや農業収入のことを考えるしかないという結論になった。

自分だけ逃げるわけに行かない、という共同体のちからが悪い方に働くのではないか、という倉沢さんの話。妊婦さん、赤ちゃんや幼児のいる家庭はどんどん逃げて下さい。東京も人口が少なくなっていた方が、いざというとき渋滞が起こらないので、また新幹線や飛行機の切符も取れなくなると思うので、今のうちに出る人は罪の意識など感じずに東京からも出て下さい。